ネギの栽培

 ネギは冬の野菜として欠かさず作っています。昨年は苗の育成に失敗して良い苗が出来なかったことに加えて植付け時期が遅れてしまい生育不良となりました。今年は良い苗が出来きました。生育状態を見て2回に分けて植付けをしました。

苗の準備:3月初旬に種まきをします。6月頃までに15-20センチメートルまで成長します。梅雨入り前に植え付けたいと思います。

 植えつけの2週間ぐらい前に畑の準備ができると土が落ち着いて植えやすくなりますが今年は植付けの当日になってしまいました。

北側が土の壁になるように、鍬で作を切ります。作は土がある程度、固まっている方が崩れないで良いですが耕したばかりで崩れやすくなっています。

この作をさらに根を隠すくらいに削りながら、親指一本ぐらいの間隔を空けて植え付けます。根が隠れるくらいの土を掛けて軽くたたきます。

 ネギは肥料をたくさん必要とします。ふつうの野菜の2-3倍くらい植付け時に与えます。

成育時、根元は空気を好むので土は根を隠す程度にしますが、わらで根元をカバーして保水します。稲わらがないのでカヤと麦わらを根元に敷いてやります。

 ネギは太陽の光を好み、日影になるのを嫌います。自分の影でさえも嫌うと言われています。

 ネギの白いところを増やして成長させますが、植付け時に土を掛けてしまうと「分けつ」(株別れ)しないので本数が増えません! 秋の彼岸を過ぎて涼しくなってから土を掛けて白いところを伸ばします。

 根の周りの草を手でとります。作間の草は「草削り」で削ります。

 梅雨に入って順調に成育しています。穂先が立って来ました。

 梅雨、真っ只中で、直ぐに草が伸びてしまいます。 草取りを定期的に行います。

 ネギの緑が薄くなると肥料を欲しがっているサインです。梅雨が明けたので伸びてきた草を取り多めに追肥をします。肥料を隠す程度に軽く土を掛けて置きます。

 梅雨明けから晴れが多く土が乾燥して硬くなっています。

 暑さで穂先が枯れていますが緑が濃く肥料が効いています。

 例年、涼しくなってから土を掛けると言われていましたが、暑さの後の水分補給が出来たので8月中に白い部分が急に伸びだしました。

 急いで一回目の「土寄せ」を行います。白い部分が隠れるくらいまで土を寄せます。掛けすぎは禁物です。緑が濃いのでまだ肥料不足になっていないようです。

 9月 追肥と土寄せです。「分けつ」しているようです。

 試験収穫しました。まだ、ネギ特有の香りは出ていません。

 9月末、3回目の土寄せを行いました。10月にもう一回、追肥します。

 白い部分が長くなっています。太さはこれからです。

 台風が近づいています。風で折れてしまわないように対策をします。良い資材が見つからなかったので紐を2本、横に張って青い部分を支えます。両側に支柱を建てて紐を張っていきます。上下2本で、青い部分を支えてみます。

 台風は思ったより風が弱く無事でした。ネギは栽培期間が長いので途中で、風で倒されてしまうと良くないので台風に対して即応できるようにしておきたいと思います。

 最後の土かけをしました。畝が高く成って来たので土を上げるのが大変です。

 11月、新しい葉の青みが増してきました。まだ成長しているようです。

12月、連日、霜が降りて甘みが出てきました。太いネギが多くなりました。

 ネギは「寒」を過ぎると臭みが強くなるので大寒を前に全収穫します。飼料袋に4袋分ありました。

 細いネギは薬味に、太いネギは火を通して使います。

 昨年からのネギは苗が良かったのと土入れの回数が多く取れたので長めになりました。

肥料も十分与えたので太いネギも多く取れました。

 毎年、3月に種まきをして11月ぐらいから収穫。収穫できるまでに9カ月余りかかります。そして収穫したネギは4月頃まで使えます。

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