トマトの栽培
トマトは毎年、栽培しています。庭の畑でつくるので最盛期には毎日、収穫が出来ます。毎年、新しい経験があったり、改善を行っているので今年の様子をまとめます。 **蛾の幼虫の画像があります**
トマトの品種はタキイ種苗の「桃太郎」です。苗8本を種苗店から入手。毎年、早めに予約しておきます。接木タイプです。接木タイプは茎が強く倒れにくく、大きく育って木の寿命が長いなどの特徴があります。
苗の植付け、根がついて安定するまで行燈仕立ての風除けをします。
気候も安定してきたので陽を当てるため行燈を外します。
トマト栽培は、
水はけをよくして、雨に当てない、
ヨトウムシに注意する、
一段目を必ず着果させること、が大事です。
肥料は実がなったらしますが、それまでは植付け前の元肥と肥料だけです。支柱をしっかり作って茎を支持します。最長8メートルまで伸びるそうですが、できる限り伸ばします。
順調に2-3段目まで受粉したようです。まだ、実は赤くなっていませんが初物が楽しみです。葉先がわずかに下がる程度で肥料の具合も丁度良いようです。
茎が太く元気そうです。ヨトウムシがこなければ良いですが!
実が大きくなってきたのでこの辺で追肥にタイミングなので根元に追肥します。
ビニールの屋根を掛けてありますが、屋根の幅が狭く、雨が降ると根元が濡れてしまうので「スカート」を付けてあります。
実は順調に大きくなっていますがまだ、赤くなり始めていません。株ごとの成育のばらつきも無くなり、赤くなるのを待つばかりです。様子を見ていますがヨトウムシはまだ出ていません。
カルシウム不足の感じもありません。カルシウム不足の場合は実が赤くなる前でも尻が黒く凹んできます。
実がさらに大きくなったがまだ赤くなっていません。全体の緑が濃く力強い感じです。
ヨトウムシは見当たらないのでこのまま成長してほしいところです。 ヨトウムシにやられる年もありますが、連日、収穫するので基本的に消毒していません。2つほど、実が赤らんできました。一週間ぐらいで赤くなるでしょう。
更に赤くなってきました。木についた状態で完全に赤くなってから(完熟で)収穫のつもりです。弦の先端が屋根の天井にあとわずかとなってきました。
茎は例年通り太くて力強くなっています。ヨトウムシは入っていません。カルシウム不足、水分過多にもなっていないようです。どの株も赤くなり始めました。連続して収穫が出来そうです。
実が大きくみずみずしいです。やはり果肉がおいしくて甘みと酸味が程よく、塩だけでかじるのが一番おいしいです。「桃太郎」の特徴です。
しかし、皮が薄いので収穫後は「日持ち」しません。
1-2本に、ヨトウムシが実に入っています。消毒をしていないので仕方がないです。予防方法を考えないといけません。
芯が天井に届きそうです。折れるリスクがあるが茎を下ろす(弦おろし)か悩むところです梅雨の最中ですが雨水を当てないようにしているので病気は出ていません。更に3個、虫にやられています。
3段目まで赤くなってきています。虫はついていないようです。梅雨が続いていて曇りが多いので木の成長がゆっくりですが順調に赤くなっています。虫は入っていないようです。カプレーゼにしてみました。
南から4本目の3段目あたりの茎に侵入した穴があります。ヨトウムシらしいが穴が古く枯れているのと糞が出ていないので中にいるか分かりません。害虫の被害らしきものもないので様子を見ます。
「弦おろし」をしても良いタイミングですが自家消費には十分な数がれているのでやめることにします。 収穫が4段目に移って木の勢いも落ちてきています。収穫も終盤に入っています。
毎日、食べても余るくらい出来ているので十分、頂きました。
トマトの残渣。屋根のシートを片付けます。
来年のために、シートを洗って乾かします。今年も短期間ではありますがおいしいトマトを食べることが出来ました。屋根を解体します。
降った雨の跳ね返りを避けるためにスカートをつけるのですが、雨の度に上げ下ろしが大変です。来年は改善したいと思います。弦を下ろしてあげればもう少し長期に収穫できそうです。楽にできる方法を考えたいと思います。
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